「気持ちのおもむくまま制作した」という初代真右エ門の作品。
その造形は山の景色にも見えるし、地表から噴出するマグマのエネルギーにもみえます。本作品は二代真右エ門が2005年の日本現代工芸展において、現代工芸賞を受賞した記念に開いた親子展に出品した作品です。二代に対してのいい意味での競争心に満ち溢れた作品です。陶芸の仕事も精神も充実したこの時期、「一切の妥協を許さず創った」という作品は、辰砂の見事なグラデーションが壮大な景色を想わせる、初代の自信と気迫が張る作品です。
出品作品は必ず手元に残してきた初代真右ェ門ですが「真右ェ門 OnlineStore」を記念して販売を許可をとりつけた内の一点でございます。
さらに、詳しい写真をご要望の方は「この商品について問い合わせる」ボタンからご連絡下さい。
辰砂
辰砂とは釉薬に含まれる銅が還元焼成して発色する美しい赤のこと。
釉薬の調合や火の強弱、窯の状態などの状態により微妙に色合いが変化する大変難しい釉であり真右エ門のメインカラーになっている深い味わいの釉でございます。
■ 真右ェ門窯 初代真右ェ門作 真右ェ門の略歴はこちらから
■ 作品題名色紙・桐箱・名盾付き
■ サイズ 直径27cm×高さ27cm